学習の心掛け・その他005


スピードを上げる。


数学が苦手な人、伸び悩む人にある共通点の一つは、一つ一つの作業や反応などが遅いことです。

まず、計算が遅いです。

丁寧に解き、丁寧に書くことは、決して悪いことではありません。しかし、入試や受験は他人との競争です。そして、時間との勝負です。

このことを普段から常に意識せずに学習する人は、入試では実力を発揮できません。その結果、受験で負けます。

次に、動作や作業が遅いです。

テキパキと行動できない人も、受験勉強では伸び悩みます。思い当たる人は、一度、自分と他人の動作や作業のスピードを比較すると良いでしょう。極たまに、教え子の中には「うすのろ(薄鈍)※」のような生徒がいて、指導に困惑することがあります。

※うすのろ(薄鈍):[名・形動]知能が少し劣っていて、反応や動作がにぶいこと。また、そのさま。「―な動作」

それから、頭の回転が遅いです。

理解する力が遅いためかそれとも思考時間が長いためか、理由は定かではありませんが、頭の回転が異常に遅い生徒がいます。思慮深いことは、大変良いことです。しかし、受験ではマイナスになることが多いので、もし考え過ぎるタイプならば、早めに結論を出す癖を付けた方がいいでしょう。

最後に、反応が遅いです。

上記の「頭の回転が遅い」とも深く関わってきます。こちらの呼びかけや質問等に対して、反応が極端に遅い生徒がいます。反応が遅いと致命的になるのが、入試です。

以上の5点に関しては、一部の人を除き、ある程度訓練と気持ち次第でスピードは速まるものです。どれか一つでも当てはまるようでしたら、常に意識して改めるようにして下さい。

受験と全く異なることの中に、伸び悩みの原因があるものです。素直さと謙虚さを持って、積極的に取り組んでいただきたいです。
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